実際には明日以降もまだ現場はありますが、本日が会社としては2022年仕事納め。

2020年初頭から始まったコロナ禍の影響はまだ完全に終わった訳ではないけれども、今秋は3年ぶりに様々なイベントや式典等も復活してきたことにより、心身ともに忘れかけていた慌ただしい時間が戻ってきました。
思い返すと今年も色々ありましたが、皆様のおかげにより無事この日を迎えられたことに深く感謝しております。

さて、今年は株式会社エスパの創業50年と共に、自分自身も50歳を迎えました。
人生の折り返し地点は既に過ぎているのでしょうが、年を重ねるごとに一年が早く感じる日々。

この現象はフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案した「ジャネーの法則」と言うそうです。
例えば、50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1ほど。
それが、5歳の人にとっては5分の1に相当。
つまり、50歳にとっての10年間は、5歳にとっての1年。
そして、5歳にとっての1日は、50歳にとっての10日にあたるとのこと。
生きてきた年数により1年の相対的な長さが小さくなることにより時間が早く感じると言われれば、確かに納得。

これに加え、人は初めてのことや未経験のことをしている時はそれが強く印象に残り、時間が長く感じる。
反対に慣れると時間の長さが気にならなくなり、時が早く過ぎたように感じる。
子どもの頃は初めて体験することが多くて毎日が新鮮だが、大人になるに従って日々の生活に新鮮味がなくなるのも影響しているのだとか。

あっという間に月日が過ぎたように感じるときは、新たなことへの挑戦や体験をしていないのでしょうね。

来年はどんな一年になるか分かりませんが、少しづつでも新しい情報に触れたり、普段と違う視点で物事を考えたりする時間を増やし、振り返ってみると1日や1週間が長く充実していたなと思えるよう、一日一日を大事に過ごしていきます。