2県だけに!

4月9日に新型コロナウイルスの感染が確認された人は575人、1日としては過去最多。
その中には島根県での感染者も含まれており、4月10日時点で感染者が出ていない都道府県は岩手・鳥取の2県だけに。

感染者数がゼロというのは大変良いことであり、このまま継続して欲しい。
しかし、だからと言って安心安全かと言えば疑問。
出ていないではなく、見つかっていないだけが正解かも知れません。
実際は検査を受けていない無症状の人が居ると考えた方が良いのではないかと思います。
また、緊急事態宣言が出る前後からは所謂「コロナ疎開」も始まっており、都市部から地方へ帰省したりする人が増えているのも気になりますね。

三重県内でも昨日新たに明和町在住で50代と20代の家族2人の感染が確認され、県内での感染者は15人に。
3月末に東京から帰省した親族との接触があったことや、50代の方が首都圏の人と仕事で関わったことが感染に繋がったとみられています。
身近なところでもあり個人的にも気にはならないと言えばウソですが、行き過ぎた個人の特定や偏見差別が出ないことに加えて、デマなどに踊らされないようにしなければいけませんね。

国が発表した緊急事態宣言の対象から外れている京都府と愛知県は、対象地域に追加するよう政府に要請する中、それとは別に愛知県と岐阜県は北海道のようにそれぞれ県独自の非常事態宣言を本日午後にも出すようです。
東海3県の一つである三重県においても今後は状況に応じて独自の宣言が出る可能性も。

日常生活において支障が出ることも想定されますが、今はこれ以上の感染拡大を防ぐ上でも良いタイミングなのかも知れません。

自粛疲れも出てきている中ですが、外出は控えながら良い週末を迎えましょう。