昨日4月7日夕方、政府より緊急事態宣言が正式に発効。
対象は7都府県（東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡）で、期間は5月6日まで。
宣言の発令で感染拡大増加に歯止めをかけて、医療崩壊をさせないことが大きな目的。

海外でみられるような都市封鎖ほどの強制力や要請や指示を守らないことへの罰則は無く、経済・社会活動への影響も最小限に抑え維持されることになります。
個人的にはもちろん協力しますが、本来ならもっと徹底されても良いとは思うところ。
果たして効果はどの程度になるのかに対しては、実際のところこれまでの要請と比べてもあまり変わらないので一抹の不安が拭いきれません。

ちなみに対象先の知事によって強制力を伴う措置は2点のみ。
1）医薬品や食品などの売渡し要請に応じない場合、強制収用や保管命令を行う
2）臨時医療施設の開設のため、土地・建物を所有者の同意なしに使用する

また、気になる経済対策も合わせて発表されましたが、事前に漏れ伝わっていた内容を超えるものはありませんでした。
1世帯あたり30万円の支給に関しても、支給対象の条件に当てはまる世帯は実数としてどの程度になるのか知りたいですね。
金額自体は総額108兆円規模とインパクトはあるものの、これがどれだけ我々の国民生活や経済活動へ実際の恩恵を与えてくれるかに注目しています。

本来であれば昨日今日は、オリンピックの聖火リレーが三重県内で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスのおかげで予想だにしない状況となってしまいました。
世界中が大きなダメージを受けてしまっている中、今回の宣言によって日本国内でも早く終息して欲しいです。