新鮮な気持ち!
取引先の社会人1年目で頑張っている若い営業マンとゆっくり話をする機会がありました。
昨年4月に入社なので、現時点ではまだ1年経っていないという状況ながらも、個人や法人問わず日々来店されるお客様を相手に商談等の営業活動を行っていらっしゃいます。
出会ったキッカケは自分がお店の商品を見に訪れた際に担当してもらったこと。
自分の年齢より半分以上若いこともありますが、体育会系ということもあり挨拶も元気で笑顔も爽やかな気持ち良い対応をしてもらったのが第一印象。
それ以来、商品やサービスについての説明や見積作成、金額交渉などで色々とお世話になり、今後も付き合いは継続していくことになります。
そんな彼との商談時、こちらから商品について専門的な質問等を投げかけると、分からないことや即答できない事柄では困ったという表情が見てとれ、その場ですぐに上司へ確認しに行って待たされることが何度かありました。
本人も仰っていましたが、他のお客様との商談時もそれが原因で相手の気分を害してしまったこともあったそうです。
営業担当として経験値の薄さと取扱う商材に関する理解度が足らないことは、1年目なので否めないのは正直なところ仕方ありません。
しかし客の立場からすると質問にすぐ答えられないことが続けば、この人で大丈夫かな?と不安に繋がりますね。
今はまだ1年目だからと大目に見てもらえていても、今後2年目3年目とキャリアを伸ばしていった際でも同じことが繰り返されていては困ります。
お客様を安心させ、質問への回答や不明点を的確に説明できるようになるには、彼自身も理解していますが今後更なる努力と経験が必要。
・同じ職場の先輩たちはもちろん、職種は違っても同じ営業の仕事に携わっている人たちの接客対応などから良いと思うところを参考にしたり真似してみることも大事。
・お客様が求めていることを的確に理解し、それに対する期待や結果を間違いなく出せるように務める。
・商材やサービスに関する理解度や愛着を深めることはもちろん、それらを取り巻く環境や関連するニュースなどへの関心や興味を持つ。
・年齢や立場なども様々なお客様への対応に関する引き出しを増やすためにも、視野を広げたり話題のネタを増やす。
・何でも良いから自分自信が自信を持てることを増やす。
・接客回数も自分から増やす努力をし、不安感を軽減させる。
・恋愛や失恋、結婚や子育て、介護など多くの人が歩む人生経験も積み、いろんな立場を理解できるようにする。
理想論的なこともあるかも知れませんが、こういったことを続けていくうちに、良い意味での慣れや自信がついてきたりすると営業の仕事の楽しみも増え、更に周りを視る余裕が出てきたり気遣いができるようになったり、肩書きが変わってより深みのある商談ができたりすることに繋がっていくのだと思う。
若い人との会話を通じ、自身への反省やまだもっと進めていかなくてはいけないことに気づかされたり、とても良い刺激をもらえたことに感謝しています。