令和4年4月1日です。

本日から改正民法が施行され、成人年齢が18歳に引き下げられました。
法律施行日である本日以降は18歳を迎える高校生もその時点から成人になります。

それに伴い、具体的には下記項目が認められることに。
・クレジットカードやスマートフォン、アパートやローンなどの契約
・公認会計士や司法書士、医師などの国家資格取得
・10年有効のパスポート取得
・女性の結婚できる年齢が16歳から18歳に引き上げ
・裁判員に選ばれる対象になる
従来通り、飲酒・喫煙・公営ギャンブル・国民年金加入は20歳にならないとできません。

ちょうど自分の子供もこれに該当。
先月まだ高校卒業したばかりで社会経験も乏しいものの、様々な契約なども親の同意なしで可能になります。

実際、今春から社会へ出るにあたりクレジットカードを近いうちに作りたいと相談を受けて話し合いをしました。
しかし知識不足は否めず、注意すべき点などを伝えるも本当に理解しているかはやや不安。
社会的にできることが増える反面、重要なことを決める判断をしその責任も自分自身が負うことになりますが、具体的な責任の重さまではとても理解しているとは思えません。

自分自身もそうでしたが、20歳を迎えた時点で成人となった実感やそれ以降の年代でも様々な社会的責任を十分理解していたか？と言われれば、とても胸を張ってできていたとは言い難いのが現状。
今後は学校などで具体的な社会のしくみなどを分かりやすく理解できる教育や機会の場がより重要になると思います。

さて、多くの企業などでは新年度を迎えるとともに、本日は入社式のところが多いですね。
新入社員や異動により新たな勤務地や部署などで新たなスタートを切る皆様においては、期待と不安もあると思いますが、健康に留意し社業の発展や地域社会の貢献などに向け、個々の能力や強みを出し切って活躍して欲しいと思います。

津市周辺ではここ数日の間に桜も一気に満開を迎えており、新たな門出を祝ってくれていますね。
まだまだ続くコロナ禍で、以前のように盛大なお花見や歓送迎会は難しいですが、自分自身も頑張っていきます。