台風・ハリケーン・サイクロンの違い!

9月に入っても30℃前後の暑い日が続いている津市です。

9/4時点で台風13号(レンレン)が発生しており、明日にも沖縄地方に最接近し、その後は東シナ海を北上して朝鮮半島方面に進む予想。
まだ被害が癒えないであろう九州北部には接近せず、通り過ぎて欲しいですね。

海外に目を向けると、9/2にハリケーン(ドリアン)が直撃した大西洋の島国バハマでは壊滅的な被害を受けており、全容判明には時間がかかりそうです。

台風「英語:typhoon(タイフーン)」・ハリケーン「英語:hurricane」・サイクロン「英語:cyclone」の違いを知らなかったので調べてみた。

いずれも強風を伴う熱帯低気圧が成長して発生したもので、最大風速の基準に違いはあるが、発生する地域によって呼ばれ方が異なるのですね。

・台風    太平洋 北西部で発生
・ハリケーン 大西洋 北部・大西洋 南部・太平洋 北東部・太平洋 北中部で発生
・サイクロン インド洋 北部・インド洋 南部・太平洋 南部で発生

ちなみにそれぞれの観測史上最大で甚大な被害をもたらしたものは下記の通り。

・台風
名  称 伊勢湾台風
発生時期 1959年9月21日21時
最低気圧 895 hpa
最大風速 秒速75m
被災者数 死亡 4,697名、行方不明 401名、負傷 38,921名

・ハリケーン
名  称 カトリーナ
発生時期 2005年8月23日
最低気圧 902 hpa
最大風速 秒速78m
被災者数 死亡 1,335名、負傷者多数

・サイクロン
名  称 ナルギス
発生時期 2008年4月27日
最低気圧 962 hpa
最大風速 秒速60m
被災者数 死亡・行方不明合わせて 138,366名

秒速70m以上ってちょっと想像もつきませんが、もし毎年こんなレベルの台風が発生するようになったとしたら、もう地下シェルターでも無いと生活できず、復興も追いつかないのではないか?と心配になります。