卒業シーズン!

日本の3月は年度末にあたり、卒業や退職等による別れの季節ですね。
(現時点でエスパ内の誰かが卒業する訳ではありませんが)

しかし世界的にみれば、特に学校に関しては秋に学年が変わる国がほとんど。
アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ロシア、中国など、多くの国が初夏の6〜7月に卒業となり、9月に新学年をスタート。
そして我々にとっては意外ですが、入学式は無い国が多いようですね。

調べてわかったのですが、かつては日本も9月の秋入学が一般的だったとか。
明治時代初期に西洋の教育が国民に導入され、高等教育では9月入学が主流となっていました。
その後、政府の会計年度が4月から3月に変更したことに合わせて、まずは小学校の入学が4月に。
大正時代になり、高校・大学の入学も4月となり、現在は幼稚園から小中高、大学いずれも4月1日から学校は始まり、3月31日に終わるように定められているのだとか。

そんな状況ですから、秋入学が当たり前な海外の学校とは留学生が行き来しにくく、英語でのコミュニケーションが苦手なままの学生も多いため、日本の大学は国際的な評価や地位の低下につながっています。
そういった理由から、国内の大学でも入学時期を秋に変更しようという検討が行われているようです。
独自の文化で、すっかり根付いているために実現するかどうかは不透明ですが。

さて、今夜は津商工会議所青年部(津YEG)の3月例会(卒業式)に、OBとして参加してきます。1年前は自身が卒業生の立場でしたが、月日が経つのは本当に早い!
どんな式になるのか楽しみですし、卒業メンバーにおいては現役からの別れを惜しむと共に、気持ちも切り替えて新たなステージで更にはばたく記念すべきスタートにしてもらいたいです。