伊勢湾台風から60年!

近代史上最悪の被害が発生した伊勢湾台風から今日は60年目。

戦後の日本は大きな台風が来ると1,000人以上が亡くなっていたのがザラだったそうです。
現在最後に死者が4桁を記録したのが、1959(昭和34)年の台風15号こと伊勢湾台風。
ちなみに最後の死者3桁は、40年前の1979(昭和54)年の台風20号。

小さい頃に祖父母や両親などから、「伊勢湾台風の時は自宅内もここまで水が上がってきた」と床上浸水した痕を教えてもらったり、畳を全部上げたとか、避難場所の学校へ逃げたことなどを聞きました。
当時の自分の背高ほどまで水が来たと聞いて、恐ろしいと思った記憶があります。

昔に比べると予報が正確になったり、詳細な情報をスマフォ等で簡単に得られたり、堤防などのインフレも進歩したことなどで、以前のような死者4桁はおろか3桁もなくなってはいます。
それでも先日の15号による千葉県内での被害など、台風による災害は無くなることはありません。
発生から上陸までの期間が短くなってきたり、予想外の進路をとったりと、これまでの記録からすれば想定外のことも増えてきています。

9月25日15時時点で日本のはるか南海上の熱帯域で熱帯低気圧が発生しているのだとか。
台風に発達するか、その場合の進路がどうなるかは分かりませんが、10月以降も台風シーズンは続くので、注意を怠らないようにしましょうね。