中国の原発!
本日午前に内閣不信任決議案が野党から提出された以上に気になるニュースが。
米CNNは6月14日、中国広東省の台山原発から放射性物質漏れが起き、周辺地域の放射線量が高まっていると、同原発の建設や運転で協力するフランスの原子炉製造会社「フラマトム」が警告を発したと報じた。
「脅威が差し迫っている」として、米政権に技術支援を求めているという。
CNNが入手した米政府へのフラマトムの文書の中で、中国政府は原発稼働停止を避けようと、周辺地域の放射線量に関する許容基準値の上限を引き上げている可能性があると指摘。
中国の原発運営会社は規制範囲だとしているが、既にフランスの安全基準を超えた放射性希ガスが大気中に放出されているようです。
1日前に閉幕したイギリスでのG7において中国への対抗姿勢が鮮明にされたばかりですが、隠蔽など都合の良いように情報管理されている国だけに、現状どのような状況にあるかは分かりません。
中国政府が報じているように、事実として何も問題が無ければそれに越したことはないものの、中国発表のニュースよりもフランス企業からのニュースの方が真実味があるのでは?と思ってしまいます。
地図で台山原発の位置を確認すると、マカオの西約60km、香港の西約130kmの沿岸部。
使用済み核燃料などの処理も実際どうしているのか気になりますが、周辺地域や周辺国に影響がないことを心より願うばかり。