ヌカカに注意!
先週末の土曜日、産経ニュースで「ヌカカ」という単語を初めて知りました。
ヌカカとは、ハエ目に属する1〜2mmの小さな虫の総称で、約40種類が日本国内に分布。
春から秋にかけて活動し、全国各地の森林・渓流沿い・海岸沿いなど水辺の近くで生息しており、何匹もが集団でひと塊りになって飛んでいることが多い。
蚊と同様、メスが吸血動物。
小さいために網戸をすり抜けて人家に侵入することもあり、またその小ささ故、気付かないうちに頭髪の中や衣服の下に潜り込むことから、地域によっては「スケベ虫」「エッチ虫」と呼ばれたりもしているのだとか。
そんなヌカカは、蚊とは異なり皮膚を傷つけ出てきた血を吸血。
そのため吸血されたときに軽い痛みを伴う傾向があるが、かゆみが出てくるのは翌日以降と遅れて出てくることが多い。
蚊よりも強い痒みに襲われ一週間ほど続くことが多く、人によっては痒みや腫れが一ヶ月以上続くことも。。。
「ブユ」「ブト」も厳密には違う種類ながら、よく似た症状があるため、同じように要注意ですね。
対処法としては、
・長袖長ズボンなど肌の露出を控える
・虫除けスプレー
・蚊取り線香
・ハッカ油
などが有効。
応急処置としては、
・ポイズンリムーバーや患部をつねって毒を出す
・腫れる前は温熱療法、熱めのシャワーをかけるだけでも有効
・既に晴れてしまったら患部を冷やす
・温めるか冷やすか対策をとったあとは、患部を刺激しないようにステロイド軟膏を塗る
痒いストレスもあるが、掻き毟らないことが何よりも大事。
徐々に気温も高くなり、日常的に蚊も見かけるようになってきていますが、これらの害虫に刺されたり噛まれたりしないよう注意しましょうね。