この秋は雨か嵐かしらねども 今日のつとめの 田草取るなり!

11月はイベント業界の繁忙期。
我々エスパもおかげさまで各週末毎に三重県内各地で開催される催事のお手伝いをさせていただいており、心より感謝しております。

先日、長年に渡って付き合いのある異業種の経営者の方と2人で飲食を共にしました。
そこは販売とアフターケアに携わる仕事を行なっています。
顧客の高齢化が進み、最盛期に比べると業界全体が小さくなり少ないパイを多くの同業者が取り合っている状況。
メインとなる商品はそれなりに高額で仕入も費用がかかるけれど薄利多売で厳しいと伺いました。
それでもその方は扱う商品のことが本当に好きであり知識豊富で技術やセンスも高いため、優良な顧客が集まって助けられているのがよく分かります。
中には少ないながらも無理を言うお客様もみえるようですが、適正なサービスを適正な料金で受けられない相手とは商売をしないスタンスは我々も全く同じで共感。
スタッフの人手不足は、やはりどの業界も大きな問題ですね。

巷では「103万円の壁」の話題が日々新聞やニュースなどでも取り上げられています。
人手不足の解消や賃金の手取りを増やすには、この問題ばかりではなくその他の規制なども政治の力で時代に即した内容へ早急にアップデートされることを願ってやみません。

まだ今週末も現場対応で忙しいですが、今日は週の中日で少し落ち着いて事務作業等が行えます。
そんなときこそ、二宮尊徳のことばで「この秋は雨か嵐かしらねども 今日のつとめの 田草取るなり」。
次年度の予算取りの参考見積作成などを済ませ、午後からは来月以降の案件に関する現場の下見作業などに勤しみます。
明日の為に今日働き、来年の為に今年働くという気持ちで、一日一日を過ごしたいものですね。