都シティ津(津都ホテル)!

三重県・中勢地区では唯一の皇室御用達で、津市を代表するホテルとして親しまれていた「都シティ津(旧名・津都ホテル)」。

当初は近鉄グループが運営する「津都ホテル」として1985(昭和60)年に開業。
その後、2003年からは市の第三セクター「津センターパレス」などで構成する「津センター」が経営し、運営を近鉄・都ホテルズに委託されて営業を続けていました。
2019年4月に名称を慣れ親しんでいた「津都ホテル」から「都シティ津」に変更。
近年は海外のインバウンド客(特に中国人旅行客)の宿泊が多く利用していたが、新型コロナウイルス禍に伴う外出自粛で需要が落ち込み、2020年4月から約1ヶ月ほど臨時休業。
一旦は営業再開したものの、同年9月から当面の間は全館休業中に。
その後、再開に向けた協議が続けられていましたが、残念ながら2021年2月末をもって営業終了することが先日明らかになりました。

民間はもとより行政や経済界の総会や会議、パーティや披露宴等にも数多く利用され、地元在住なので宿泊すること自体はありませんでしたが、35年に渡りエスパも様々な会場設営や商品レンタルなどお取引をさせていただいておりました。

オープン当時、自分は中学生になったばかりの頃で、同ホテルが入居して中核を担っていた津センターパレスにはダイエーが核テナントとして入っており、買い物や遊びに行くのがとても楽しみだった記憶が鮮明に残っています。
バブルの追い風で景気も良く、津市中心部の丸の内や大門などはたくさんの商店が立ち並び、多くの買い物客で賑わっておりました。
しかし郊外の大型ショッピングセンター出店が相次いだり、ダイエーが撤退すると同時に空きテナントも増え始め、利用していたお店が無くなるに連れて自分も中心街へ足を運ぶ機会も激減しています。

元々鉄道の駅から離れている不便な立地に加え、利用したい店舗も少ないため訪れる人も減るという負のスパイラルによって、津市の中心市街地空洞化は進むばかり。
少しでも大門周辺の再活性化に役立つ、何か具体的な動きがあるかは期待薄かも知れませんが注目しています。