有効活用しています!

イベント等自粛の影響で3月中に加えて、来月4月も春まつり等の案件が中止でキャンセルという連絡が入り始めている今日この頃。

案件に対する打合せや書類作成、それに伴う現場作業などエスパとしての仕事は2月下旬から激減してしまっている状況。
そんな現状の中、スタッフの皆さんには敷地内の清掃や倉庫内の片付けも兼ねた棚卸しなどをしてもらっています。
またこの空いた時間で、普段なかなか手が付けられなかったものの見直しなども行いつつ、自分自身も当面の資金繰りへの対応やそれに関する情報収集などに明け暮れています。

閑話休題

今朝のニュース項目で、オープンデータな情報開示の見本と話題を呼んでいる東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」を知りました。

https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

3月4日に公開されたとても見やすいデザインに加えて、Githubというソフトウェアで開発されており、特に今回はライセンスの全文掲載と著作権表示さえすれば、そのソースデータを無料で誰でも自由に利用することができるというもの。
本来は多額の費用や煩雑な作成の手間が必要ですが、それを一気に飛び越えて無料で公開していることに大きな価値がありますね。

台湾の天才IT大臣と呼ばれているオードリー氏が東京都のサイトへの改善に参加したことも反響があり、そして3月9日に北海道、3月11日に神奈川県がこのデータを活用して、それぞれの対策サイトを開設。
ほぼ統一されたデザインのため、簡単に見比べることができます。
東京と神奈川に関しては、中止または延期するイベント等へのリンクもあり、利便性も良いですね(イベント等の中止一覧表を見るのはやるせないですが・・・)

今後は他の府県も追従するところが出てくるかも知れませんが、良いツールを使って分かりやすい情報開示がなされることに関しては積極的に進んでいけば良いなと思います。