中国・武漢を中心に猛威を奮う新型コロナウイルスによる肺炎を、WHO（世界保健機関）が「COVID-19（コビッド・ナインティーン）」と名付けました。

発表したWHOのテドロス事務局長の説明によれば、
最初のCOは「コロナ（Corona）」に由来。
VIは「ウイルス（Virus）」から。
Dは「疾患（Disease）」から取られた。
ハイフン（-）を挟んで発生が確認された2019年の「19」。

それと共に、ワクチン開発には18ヶ月（1年半）を要する見通しとも伝えられています。
少しでも早くワクチンができれば良いですが、場合によっては更に伸びる可能性もありそうですね。

各国で感染者数や死亡者数が日増しに増え続け、今やどの数字が正しいのか正直全然分からない中、様々な分野のイベントでも影響が徐々に出てきています。

・4月の習近平氏の来日などは延期の見方が強まっているようですし、2月下旬で開催予定の「日中経済パートナーシップ協議」などの会合も日程が調整できない状況だとか。

・2月24〜27日にスペイン・バルセロナで実施予定だった世界最大級なスマートフォンの見本市「MWC 2020」も、業界大手各社が相次いで参加見送りを表明し、結局今年の開催中止に追い込まれました。

・また、4月17〜19日に開催される予定だったF1中国GPの開催延期が正式に決定。

COVID-19終息の目処が立たない状況が続けば、あまり考えたくはないけれども夏以降の東京オリンピックなどへの影響も不可避になりそうですね。