売り手市場!

今日は朝から津商工会議所主催の就職説明会に関する会場設営に。

来春に卒業予定の学生が対象の企業説明会。
津市を中心とする様々な業種の企業が約70社参加。

出展企業様のブースも、年々ビジュアル的な面で他社との差別化が進んできています。

以前は電源不要が多かったのですが、年々電源が必要なブースが増えており、プロジェクターで会社の概要説明をされたりする企業が増えていますね。

その理由は、何と言っても少子化に伴う学生の少なさ。
団塊ジュニアな自分達の世代とは異なり、圧倒的な売り手市場な今の学生達からすれば、選り取り見取りで条件の良い企業を選べる時代になっているので、企業側のアピールもとても重要。

数年前は学生が座るイスが足らずに本番中にも追加して、通路まで溢れることもしばしばでしたよ。

会場前の受付をおこなう学生達もまばら。
東京などの大都会はまた状況も違うかも知れませんが、地方都市では本当に深刻な問題。

たまたま3日前に今回と同じ会場のメッセウイングみえで、同じく津商工会議所主催の創立125周年記念イベント「ふれあいフェスタ」開場時の様子とは雲泥の差。。。

自分達が就職活動をしていた頃はまさにこんな感じで、リクルートスーツに身を包んだ学生達が開場と同時に目当ての企業ブースになだれ込んでいくような勢いでした。

また、当時は企業側が優秀な学生から採用できたため学生側がアピールに必死でしたが、今は逆転していますね。

ちなみに、ふれあいフェスタは家族連れの大賑わいでした。

これからの日本を担っていく若者が少なくなっているのは、憂慮すべき問題ですね。