地球の歩き方!

(株)ダイヤモンド・ビッグ社から発売されている海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』。
11月16日付けで出版事業やインバウンド事業を(株)学研プラスに事業譲渡すると発表されました。

誕生から約40年前となる1979年のヨーロッパ編とアメリカ編、1981年のインド編から『地球の歩き方』は、海外旅行のガイドブックとして多くの旅行者に利用されています。

自分自身も90年代には英米豪の関連を購入し、当時それぞれの留学時には観光地を巡る際などとてもお世話になりました。
その国や都市についての単なる情報収集だけでなく、現地を訪れた人の感想や口コミ、治安や気をつけるべき情報など参考になるとともに観光地の写真や歴史背景、その土地の風土なども読み物としても面白いと思います。
図書館でまだ訪れたことのない国の『地球の歩き方』を選んで、脳内旅行を楽しんだりもしていました。

今はWebで簡単に最新情報収集もでき、電子書籍版を購入したり必要なデータをダウンロードしておけば、重く嵩張る紙媒体を持ち運ばなくても良い便利な世の中。
ただ、その場合はデータ通信できる環境や電源が必要であり、検索で出てこない情報は得られません。
紙の本だと何度も読み返したり、付箋を貼ったり情報を書き込んだり、ページをめくって偶然思わぬ情報を見つけたり役立ったりなどという楽しさがあります。

掲載情報を毎年更新して発刊し売上を上げていくことは大変だと思いますが、発売元が変わっても紙媒体版は個人的に今後も続いていって欲しいと思います。