共通点!

学生時代に海外での初ホームステイへ行かせてもらったときのこと。

生まれて初めての海外旅行、飛行機に乗るのも初めて。
当時の名古屋空港から、まずはアメリカ西海岸のポートランドへ。
そこまでの搭乗者は日本人の方が多かったけれど、国内線に乗り換えポートランドからロサンゼルスへ行く際は周りを見渡しても欧米人ばかりでアジア系の人は数える程度。
まだ挨拶程度しか英語が喋れなかった自分にとっては、緊張感も一気に上昇。
空港で迎えに来てくれたホストマザーにご対面し、彼女の運転するクルマでステイ先のリバーサイドという町へ向かう。

左側通行で道路幅が広く、周りを走るクルマは全て左ハンドル、標識や看板など目に入ってくるのは英語ばかり、まさに見るも聞くも全てがテレビや映画で見た世界でアウェー感満載。
ホームステイ先へ到着した時は緊張感も最高潮!
ステイ先は典型的な白人のご家族で、夫婦と子供が6人で他に犬や猫もいる大所帯。
ちなみに裏庭にはプールもありました(入りはしませんでしたが)

揃った家族としどろもどろで挨拶等をしていると、そこへ日本人の男性が帰宅。
状況がうまく把握できないままに話を聞くと、自分より2歳ほど年上で、なんと名古屋出身の方で同じ部屋のルームメイトだとのこと。
遠く離れた初海外で不安になっていたところに、日本人で年齢も近く、同じ東海地方出身などの共通点が当時の自分にとってはもの凄く心強く嬉しかったです。

前置きが長くなりましたが、初対面の人と会う時は、何か一つでも共通点があるのと無いのではその後の展開が全然違いますね。
同じ性別、出身地や学校、仕事内容や家庭環境、趣味や好みなどなど話題は何でも良し。
そういう面で言えば、色んな知識や情報をたくさん知っている博学な方は、人と話が合う要素が多くて有利かも知れません。

今日はブログに何を書くかネタを探していたのですが、初来社された方々とお話をさせていただいた時に思い浮かびました。
仕事においても知り合いからの紹介などは、知らない同士が初取引をするのに比べると格段に敷居が低くなりますよね。
来社されたきっかけも共通点がありましたし、お互いを分かり合うには様々な共通点が潤滑油となって話が広がっていくのを改めて実感する日でした。