4月1日、安倍総理は首相官邸で開いた政府対策本部の会合で、新型コロナウイルスの拡大防止のため、洗濯して使える布マスクを1億枚配る方針を表明。
配布には日本郵便のシステムを利用し、全国すべての世帯に1住所あたり2枚を再来週以降、感染者の多い都道府県から順次配るそうです。

人それぞれ思うところはあろうかと思いますが、個人的には脱力以外の何物でもありませんでした。
確かにマスクは現時点でも不足しており、薬局などでも開店前から並んでいても買えないことが多いような状況が続いています。

マスクを配ることは自体は良いとしても、なぜ再来週（早くても4月15日）以降？
国民全員ではなく1世帯で2枚という枚数で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に有効な対策になると本当に考えているのでしょうか？
仮に4人家族なら、1世帯20枚でも少なくないか？

戸籍や住民票、マイナンバーを調べれば世帯全員の人数などは十分把握できるはずだし、個別に送ることもできるのではないかと思うのですが。
日本中に送付する費用も何百億円というレベルだそうで、それだけの税金をかけてまですることかなと。

同じ4月1日にフランスのメディアから、パリ・サンジェルマン所属なウルグアイ代表FWのカバーニが、Jリーグのヴィッセル神戸移籍という報道が。
自分もそのニュースを見て、来日の可能性に胸を踊らせましたが、しかし、残念ながらエイプリルフールのネタだったことが発表元のメディアから発表されています。

今回のマスク支給も、政府発表の笑えないエイプリルフールのネタだったら良かったのにと思わざるを得ません。
呆れて愚痴しか出てきませんが、もっと国民が納得できて感謝するような支援策や負担軽減策を真面目に検討並びに迅速な実行をして欲しいですね。

それでは、不要不急な外出は控えながらも良い週末をお迎えください。