こんなところにまで影響が!

いつ頃かはハッキリしませんが少なくとも20年程前より、若者のクルマ離れという言葉を見聞きするようになりました。
その理由も色々言われますが、やはり一番は維持費の金銭的負担が大きいことが最大の理由でしょうね。

自家用車を持つには、一般的にまず教習所に通い運転免許を取得する費用や車両本体など一度支出するだけで済む項目。
そして継続的に所有するには保険に税金、定期的な車検や消耗品交換、燃料や駐車場、有料道路代など維持するためには多くの費用が必要。
三重県のような地方では生活必需品なので状況が異なりますが、都会など公共交通機関が発達している地域では、わざわざこうした支出をしてまでクルマを所有する必要が少ないのも理解できます。

しかし最近、都内の自動車教習所の多くは数ヶ月先まで予約が埋まっており、しかも予約者の多くは若年層なのだとか。
その理由は新型コロナウイルスの影響によると考えられています。
学校ではオンライン授業、仕事でもリモートワークが活発化。
昼間に時間が空いた人が増えたことや、3密を避ける移動手段としてクルマが注目されたこと。
更に当初のGoToトラベルでは合宿免許の費用が半額近くまで安くなったことなどによって教習所へ通う人が増えたと推測されています。

免許取得後すぐにクルマを購入するかは別としても、こんなところにまで新型コロナウイルスが影響しているのかと改めて思わざるを得ません。
それでは安全運転に気をつけて、良い週末を迎えましょう。