聞き損いは、言い手の粗相!
午前中は昨日本番だった竣工式の撤去に。
案件の担当者がたまたま同級生の友人でした。
普段直接会って話す際は陽気におバカな話などもしたりする仲ですが、当然仕事に関する打合せ時や作業時はお互いビジネスライクな対応です。
いつもとは違う言葉遣いや態度は何だかこそばゆい感じも正直しましたが(笑)
そんな中、話の流れで友人の仕事に対する考えを聞かせてもらいました。
立場上、様々な人と会う中でも相手が誰であれ、厳しいことでも良いことでも気がついたことはキチンと伝えているそうです。
素直に素晴らしいと思ったし、そんな友人がとても格好良かった!
これって簡単なようでも実際にはなかなか難しい。
良いことを伝えるのはまだしも、相手にとって注意を促したり反省点を伝えるにはそれなりに勇気が要るし、双方にストレスも生まれる。
単なる批判ではなく、お互い良い仕事をしていく中で必要なことや至らない部分を修正して欲しいという言い手側の思いや意図がキチンと受け手も理解できないと信頼関係が築けず、変な誤解に繋がっていったり。
「聞き手の粗相は言い手の粗相」、「聞き損いは、言い手の粗相」という言葉があります。
聞き手が正しく理解しないのは、言い手の方に問題があるという教え。
例えば、現場で社員がアルバイトに指示をするも、アルバイトが指示通りにしなかったり出来なかったりするのは伝える側に問題があったということ(厳密には受け手側の問題もあるのは事実)
最近は言い手側の立場になることが多くなってきているので、余計にこの言葉を意識するようになりました。
SNSやブログにしろ言葉に出して伝えるにせよ、相手が理解しやすいように(時々は敢えて隠したニュアンス含ませたりもあるけれど)考えた上で書いたり言ったりするように心がけています。
意識するようになってからは、自分が聞き手側の時は逆に相手はどんな風に話をするのかとか、これだと理解しずらいな〜とか少しづつそういった経験則も増えてきますね。
ただ文章で書く際、他の意味があまり無いシンプルな単語や言葉を選択して使うかが大事だと思うものの、短すぎるのはつい不安になったりもするので自分自身はまだまだ修行が足りないなぁ。。。
気持ちを相手に伝えるのって、ホントに難しいワ。