先日、身内のApple IDが乗っ取られました。

MacだけでなくiPhoneやiPadなどが身近になっておりますが、その際必ず必要になるApple ID。

ある日、Appleから身に覚えのないメールが届いたそうです。
自分以外の誰かがログインしたことを知らせるメール、パスワードが変更されたことを知らせるメールなどが届きましたが、そのメール自体も本当にAppleからではない成りすましや迷惑メールかも知れなかったのでそのまま何もせず、暫くしてから自分に相談。

相談された自分が迷惑メール等ではないことを確認し、iPhoneのApple IDを確認すると元々登録してあったID（Eメールアドレス）とパスワードが変更されており、そこで初めて乗っ取られたことが判明！
この時点では、自分たちから元通りにしようと思っても、乗っ取り返しはほぼ不可能。

金銭的な被害を防ぐため、IDに登録してあるクレジットカード会社へ夜間でしたがすぐに連絡して止めてもらい、翌日はAppleのサポートへ電話。
そこで遣り取りをしてもらい、新たなEメールアドレスで無事に再度登録し直すことができました。

幸い実被害は無かったものの、今回乗っ取られた原因の一つが、2ファクタ認証（Apple ID の認証を二重化することでセキュリティを強化し、たとえパスワードが他人に漏れても本人以外はアカウントにアクセスできないようにする認証方式）が未設定だったこと。

現在、Apple ID以外でもGoogleアカウントやLINE、その他SNSなど様々な場面でそれぞれのアカウントとパスワードを管理しながら利用していますが、もしものトラブルに備えて必ずそれらの情報はどこかに保存しておいたり覚えておくなりして、こういった被害に遭わないよう一人一人が注意しなければいけません。