三重県総合文化センター・一般協賛会員へ!

25年前(1994年)の7月〜翌年2月までの期間、当時22歳の自分は語学留学のためにホームステイをしながらロンドンに滞在していました。

大英博物館近くのラッセルスクエア駅前にあった語学学校へ通っていましたが、そこで先生からあるミュージカルを観るのを勧められます。

授業が早く終わったある日、「地球の歩き方」に載っていた情報を元にレスタースクエアで運良く当日売れ残りのチケットを格安でゲットし、1人でパレス・シアターという劇場へ。
当時上映されていたのは「レ・ミゼラブル」。

角度の急な3階席に座り、見下ろすような形で円形に回転する舞台を眺めます。
斬新な舞台はもとより、オーケストラの生演奏と共にミュージカルを観るのも聴くのも初めて。
もちろん英語ですからそのときは内容や粗筋も全然理解できませんでしたが、それでも単純な自分は本場の美しい音楽や演者達の歌声に心揺さぶられる猛烈な感動に打ち震えながらステイ先へ帰宅したのを今でも鮮明に覚えています。

その後、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「ミス・サイゴン」などのミュージカルも同様に観ましたが、最初に観たレミゼほどのインパクトはありませんでした。
CDショップで見つけたレミゼのCDをセリフも覚える程聴きまくり、帰国後も数える程ですが東京の帝国劇場や名古屋の中日劇場へも足を運んだり。
さすがに今は落ち着いていますが、それでも音楽やセリフはそれなりに覚えています。

話が長くなりましたが、四半世紀前の若い自分が受けた芸術文化による感動はたまたまミュージカルでしたが、老若男女問わずあらゆる世代においても今後そういった本物の場にたくさん出会える機会が訪れて欲しいと考えています。

そのような個人的経緯や普段から仕事においても大変お世話になっている、三重県総合文化センターの法人協賛会員(一般協賛会員)に令和元年8月から加わることになりました。
事業団の目的や主催する事業への賛同、芸術文化・生涯学習・男女共同参画の振興に協賛することを通じ、「文化の人づくり」「文化を身近に感じられる環境づくり」をエスパも微力ながら社会貢献の一つとしてご支援していきたいと考えます。
そして協賛企業への特典として、事業団が主催するコンサートの招待チケットや優先予約及び割引販売などは、どれだけ活用できるかは未定ですがエスパで働くスタッフへの福利厚生にもなれば嬉しいですね。

明日は終日外出になりそうなので、社長ブログは休みます。