御用達（ごようたつ・ごようたし）という単語があります。

「これは宮内庁御用達だ」とか、「セレブ御用達のブランド」などと使いますね。
「宮内庁御用達」と名乗ることができるのは厳しい審査によって許可されたものだけであり、「宮内庁が購入している」という意味を示すもの。
商品の内容などがそれだけ信用されている証拠でもあり、選ばれることはとても名誉なことでもあります。

御用達の類義語は、行きつけ・お気に入り・贔屓・ファンなど。
自分が買い物や取引をする際、特に高価なものや絶対に間違いがあってはいけないもの等の場合は信頼できるお店や担当者の居るところで慎重に購入しようとしますよね。

逆の立場に置き換えてみたとき、エスパだからとか、○○さんだから依頼しようと思っていただける方がどれだけ周りに居るのだろう？と。

あの人に頼めば間違いない！とか、あの会社に頼んだから大丈夫と言われるようになるには、一つ一つの仕事を間違いなく積み重ね、お客様の立場になって（単なる値引きだけではなく）提案や対応、工夫をしたり、依頼された内容以上の満足度を与えられたりすることでようやく得られるもの。

また、不思議と気が合ったり、一緒に居て楽しく思える人の場合は、それだけでも上手く商談が成立したり、気持ち良く買い物ができたりする経験は誰でもあると思います。
いくら商品やサービスは良くても、あの人はちょっと・・・ということも稀にありますが。。。

時間やお金を使うことも時には大事なことでもあり、ただ漫然と与えられた仕事をこなすだけは論外で、自分が誰かの御用達やお気に入りになる！と向上心を持って行動していれば、徐々に良い結果も出てくるでしょうし、それ以上に自分の周りに信用できる人たちの輪が広がり、理想である全方位良しにも繋がると思っています。

これを書いているのは18:30過ぎ、外は予想外の台風のような強風と雨で少々心配。
明日は通常営業日の土曜日ではありますが、皆さま良い週末をお迎えくださいませ。