五輪延期容認!

春分の日を含む先週末の三連休。
残念ながら当初予定されていた仕事は早々に無くなっており、会社自体もカレンダー通りに休み。
そろそろ桜の開花も始まり、暖かく天候に恵まれた連休でしたが、自分は肌の調子がかなり悪くほぼ自宅に籠もって静養。
いつも思うことですが、どこか少しでも普段に比べて体調が悪い部分があると本当に健康の有り難さを実感しますね。

国内外でも終息どころか増加傾向にある新型コロナウイルス。
欧州を中心に感染者数や死亡者数も増え続け、外出や渡航禁止が広がりつつあります。
2020東京オリンピックについても、トラブルはあったりしたもののギリシャから聖火が日本に到着。
今週からは国内の聖火リレーが始まる予定ですが、ここにきてオリンピック開催についての流れが変わってきました。

開催まで残り4ヶ月となりましたが、普通に考えれば、現状は完全な開催は困難でしょう。
これまでは頑なに予定通りの通常開催を声高に主張していたIOCも、選考会が中止に追い込まれていたり選手や各競技団体からのクレームもありトーンダウン気味。
少なくとも「延期」は既定路線になりつつあり、本日午前中には安倍首相もIOCが五輪延期を決めた場合は受け入れる意向を初めて表明しています。

そもそもオリンピックの開催については、アメリカのテレビ局による莫大な放映権料や多額のスポンサー料が入るIOCがその決定権を握っている。
もし、開催地の日本政府やJOCなどから延期や中止の方向性を示せば、違約金や損害補償などの問題に発展しかねず、それを避けるためにもあえて完全な形での開催を立場上表明し続けていました(と思います)

仮に延期としても、では具体的にいつ開催するのか、会場やホテルの確保なども含め調整が大変難しい問題ですね。
いずれにせよ日本側からではなく、IOCの決断次第に持ち込んでいることは正しいと考えます。