逆風!
飛鳥時代に聖徳太子によって創建されたと伝えられる大阪市天王寺区の四天王寺。
政府による緊急事態宣言を受け、明日4月10日(金)より期間未定で全てのお堂を閉堂。
この措置は四天王寺史上で前代未聞のことであり、建立以来初めてのこと。
また大阪市住吉区の住吉大社は本日4月8日〜5月6日まで閉門。
他にも開闢(かいびゃく)以来初めてお堂での参拝を断ることや、お墓も閉鎖するお寺も出てきています。
三重県内では、今年7月18日に開催予定の「第68回伊勢神宮奉納全国花火大会」が、昨日時点で伊勢市が中止を決定。
(大会の中止は、雨天順延と昭和天皇の体調不良が重なった昭和63年の第36回大会以来2度目)
同じく津市からも4月25日開催予定の「津市民薪能」や「第57回高虎楽座」などが中止。
そして、7月25日開催予定の「第69回津花火大会2020」も中止が決定。
2月後半から始まった三重県内でのイベント自粛。
夏前くらいまでは続くかも?と予測していましたが、ここにきて夏のイベント中止も現実として出始めてきました。
イベント業界としては繁忙期となる9月以降の秋はまだ何とも言えませんが、さすがにこの状況では楽観視できなくなってきており本当に戦々恐々の想い。
当座の危機を乗り切るため利用できる公的支援や制度に関する情報収集、実際に制度を利用したりと日々奔走していますが、国や自治体からは1回限りではなく更なる複数回の支援が無いと、本当にイベント業界だけの話ではなく日本中の経済がダメになりますね。